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【PHP基礎講座②】変数の使い方と文字列を連結させる書き方($、.)

PHPの変数の使い方と文字列を連結させる書き方($、.)

『PHP基礎講座②』では、変数の使い方と文字列を連結させる書き方を解説していきます。

目次

変数の使い方

これまでにSassやJavascriptを勉強したことがある人はイメージしやすいと思いますが、PHPでも変数を使用することができます。

変数定義の方法

変数を定義するときは以下のような構文を使います。

<?php
$変数名 = 値;
?>

上記の構文の具体的な活用例は以下のとおりです。

【文字列を出力する場合】

<?php
$name = "John";

echo $name; //出力結果:John
?>

【数値を出力する場合】

<?php
$count = 30;

echo $count; //出力結果:30
?>

変数は定義したあとも上書きして使うことができます。

<?php echo
$name = "John";
echo $name; // 出力結果:John

$name = "Bob";
echo $name; // 出力結果:Bob
?>

また、「すでに定義している変数に数値を足して、変数を上書きしたい」という場合は以下のように記述して定義することができます。

<?php echo
$count = 30;
echo $count; //出力結果:30

$count = $count + 1;
echo $count; //出力結果:31
?>

さらに、すでに定義している変数を使って計算をして変数を上書きする場合は、
以下のように省略して書くこともできます。

【足し算】

$count = $count + 1;
↓↓↓↓↓
$count += 1;

【引き算】

$count = $count - 2;
↓↓↓↓↓
$count -= 2;

【掛け算】

$count = $count * 3;
↓↓↓↓↓
$count *= 3;

【割り算】

$count = $count / 4;
↓↓↓↓↓
$count /= 4;

【剰余計算】

$count = $count % 5;
↓↓↓↓↓
$count %= 5;

値が「1」の場合の足し算と引き算の場合は以下のように省略できます。

$count += 1;
↓↓↓↓↓
$count++

$count -= 1;
↓↓↓↓↓
$count--

変数名の付けるときの注意点

変数をつける場合はいくつかの注意点があるので、ダメな例とおすすめの変数名の付け方を紹介します。

数字で始まる変数名は使用できない

数字で始まる変数は使用することができません。

NG例:$1name

特殊文字は使用できない

変数名には、『アルファベット』『数字』『アンダーバー(_)』のみ使用することができますが、

ハイフン(-)やスペースなどの他の特殊文字を使用することができません。

NG例:$user-name$user name

PHPの仕様で変数に使用できない単語がある

予約語を変数名として使用: PHPの予約語(ifechowhileなど)は変数名として使用できません。

すでに紹介したechoや今後のカリキュラムで出てくるifwhileなどは使用できません。

NG例:$echo$if$while$classなど

NG例を紹介したので、次はおすすめの変数の付け方を紹介します。

おすすめの変数の付け方

基本的には以下の2点をおさえておけばOKです。

  • 英単語を使用する
  • 2単語以上なら、キャメルケースもしくはスネークケースのどちらかで統一して変数をつける

※キャメルケース:2単語目以降の頭文字を大文字にする書き方
※スネークケース:単語と単語をアンダーバー(_)でつなぐ書き方

例:$name$height$userName$user_name

文字列を連結させる書き方

文字列は「.」(ピリオド)を記述することによって連結させることができます。

<?php echo
$name = "John";
$age = 30;

echo $name."の年齢は".$age."歳です"; //出力結果:Johnの年齢は30歳です
?>
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